生存をひとつのところに依存するから奴隷になるのだ。仮に賃金低下が起こってもベーシックインカムと給料の二本立てで生活できるなら、国の奴隷にも会社の奴隷にもならずに済む。 ベーシックインカムが国による国民の奴隷化をもたらす、…
リソースの限界以外、生産力に本来上限はない。しかし貨幣経済においては貨幣量が生産力の上限となる。なぜなら需要がなければ生産しても売れないからだ。 すなわち我々はお金の金額分しか生産できないのだ。したがってお金ベースで考え…
ベーシックインカムに反対する人の気持ちがどうしてもわからない。 仮にベーシックインカムを導入しても特段大きな問題が発生しないことが証明された場合でも彼らは反対するのだろうか? だとしたらそれはどんな理由で? やはり労働こ…
ベーシックインカムは、人を恵む者と恵まれる者に分ける、という見方があるがそれは違う。 独裁政権や王政なら独裁者や王様が恵む者となるだろうが、民主主義国における主権者は少なくとも建前上は国民である。 そこでは恵む者イコール…
市場均衡(市場原理)が社会均衡(生活原理)を破壊するーー。 これが今の経済システムの根本的な問題であり限界だ。 ベーシックインカムはこれを乗り越えるひとつの、そしてもっとも効果的な踏み台である。
ベーシックインカムに反対する人はなぜボーナスには反対しないのか? 完全歩合給が社員と会社にとってもっとも効率的な制度なのだろうから固定給も不要だろうし、ましてやボーナスなどもってのほかだ。
ゲームを楽しめるのはプレーヤーがゲームの世界とは別の世界に身を置いていて、安全が保証されているからだ。 ベーシックインカムがあると働かなくなるというのは、安全が保証されたゲームなど誰もプレイしないよ、というようなものだ。…
メディア学者のマーシャル・マクルーハンは、世の中にある道具や技術をすべてメディアとみなした上で、それを分析するための手法として「テトラッド」というフレームワークを提唱しました。 それによると、メディア(=テクノロジー)に…
ベーシックインカムというのは自他を地続きのものと見なす共同体主義あるいはナショナリズムが導く必然であり、それは自他を完全に分離したものとして峻別する新自由主義とは根本において相容れないものである。
ベーシックインカムに反対というのは、要するに時間に余裕ができると変な奴が変なものを発明したり体制が押し付けてきた嘘を暴いたりして世の中が良くなるから困るということなんだろう。