資本主義と宗教ーー負債観念の上に構築された搾取システム

金を貸してやるからこれで博打を打ってこい。勝ったら分け前を寄越せ。ただし負けても金は返してもらうぞ。これが資本主義の本質的な光景だ。そこにあるのは「働かざるもの食うべからず」というより「博打を打たないものは奴隷になるか、…

税とは何か? 公共サービスだけがなぜ税金で「生産」されるのか? 

民間企業は通常、銀行から資金を借りて財やサービスを生産する。しかし役所は税金というあらかじめ国民から集めたお金をもとに公共サービスを生産する。 役所だけなぜそのような形をとるのだろうか? 需要者からあらかじめ代金を受け取…

イタリアで二重通貨案が浮上 銀行通貨から国家通貨への転換を促す歴史的な一歩になるか

アングル:伊野党が二重通貨案、ユーロ離脱への第1歩か(ロイター) イタリアでユーロ離脱を念頭に置いた二重通貨制度が議論されている。 記事にもあるが、二重通貨制度は過去、世界各地で前例があり、必ずしも混乱をもたらすものでは…

「金を払う」とは仕事に責任を負わせること‥? 奴隷思想ここに極まれり

「金を払う」とは仕事に責任を負わせること、「金を貰う」とは仕事に責任を負うことだ。金の介在しない仕事は絶対に無責任なものになる。 こう偉そうにのたまう人は、人間の行動をたかだか数百年程度しかない市場交換の歴史からのみ即断…