AI時代においてもなお人々を労働に縛りつけようとしている人たちの正体

AI時代においてもなお人々を労働に縛りつけようとしている人たちの正体

マルクスが唱えた労働価値説によれば、価値の源泉は人間の労働にあるという。しかしそうだとすれば、たとえばAIロボットが進歩して農業が完全自動化された暁には食料の価値はゼロになるのだろうか? 貨幣価値としてはそうかもしれない。誰でもただで手に入れられる空気のような存在になるのだからーー。

しかし空気がそうであるように食料もまたそれなくして人が生きていけない以上、そこには貨幣価値とは異なる別の価値が残るはずだ。そしてそれは食料以外のもの、たとえば衣服や車などでも同じであろう。さらにそうなれば人々は働かなくても暮らしていけるのだから少なくとも一般の人にしてみればそこには何も問題はないはずだ。

そう考えると、これだけ生産力が高まった現代においてもなお人々を労働に縛りつけようと躍起になっている連中の頭の中に何があるのかが見えてくる。ひとつは古めかしいマルクス経済学だ。もうひとつは労働者から搾取して溜め込んだ貨幣の価値を失うことへの恐怖だ。ここまでくればそのような連中が一体どのようなグループなのかはおおよそ目処がつくのではないだろうか。

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