人は自分だけで食えていけるのか?
自分で働いて自分で食え、というが、たとえば砂漠のど真ん中に一人取り残されても食えていけるのか?
人が食えていけるのは社会があるからであり、そこでは個人の働きの貢献度などどんなに優秀な経営者であってもせいぜい2割もいかないだろう。
残りの8割は先祖の知的遺産を含む社会のおかげである。
そのことは本物の企業家ほど痛感しているはずだ。
だからこそシリコンバレーの企業家の多くがベーシックインカムに賛成しているのだろう。
逆に反対しているのは、自らはなんの価値も創造せず、社会の富をかすめとるだけの自称投資家ばかりのように見える。