ユング心理学からみたフェミニズム批判

雑感

男女平等、女性の復権。大賛成だ。

しかしいまのフェミニズムはおかしな方を向いている。

女性解放というのは女性的なものに対する抑圧からの解放であり、女性性への賛歌であるはずだ。ユング心理学でいえば、グレートマザーの復権である。

しかし、職場での権利をめぐる闘争にみられるように、いまのフェミニズムはむしろ女性を男性化させることを意図しているようにみえる。

職場での男女同権を勝ち取るには当然ながら女性にも男性と同じような能力が求められるだろう。そしてフェミニズム運動家たちはそのことに対して特段反対の声を上げているようにはみえない。しかし、そのような運動の行き着く先は必然的に女性の男性化の推進ーーすなわち女性性の否定ということになってしまうはずだ。

いまのフェミニズムは、男性性に対抗するのに熱心なあまり女性性をかえって抑圧しているようにみえる。

これは本末転倒というものではないのだろうか。

 

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