工業化社会の会社組織はグレートマザー
会社は近代社会の子宮
豊穣と安全を約束する慈悲深いグレートマザー
それゆえ人は競って社畜にも甘んじる
ポスト近代における会社組織の形態はDAO(Distributed Autonomous Organization=自動経営組織)といわれている
しかしグレートマザーはそこに存在しうるのだろうか?
会社は社会のアプリである
グレートマザーのシャドウは「欠乏感」と「どん欲さ」
ベーシックインカム的なもので欠乏感が解消されればどん欲さも消える。つまりグレートマザーへの統合が完了する
社会が一段階進化する
「陽の支配は、家父長制政治の再容認と、これに伴うグレートマザー抑圧への道をたどった。こうしてグレートマザーの元型は影となって人々の心に残り、お金へのどん欲さと欠乏感は人類の集団心理と化した」。(『マネー』ベルナルド・リエター、ダイヤモンド社)
貨幣経済の浸透は、グレートマザーの抑圧を必然的に伴うということか?
貨幣経済の燃料となるのは、「欠乏感」と「どん欲」である。ということは、貨幣経済はグレートマザーの抑圧の上に成り立っているということか?