裁量労働制をめぐる内ゲバとその裏でほくそ笑む真の悪人たち

裁量労働制をめぐる議論が紛糾している。とくにいわゆる「左側」の人たちからの攻撃が目立っている。 しかしその論法にはかなり違和感を覚える。そうした議論はすべて市場原理を是認した上での議論だからだ。 そもそも市場原理の上で労…

ブロックチェーンの改ざんと酷似する中国共産党の歴史捏造

一度交わした約束はいかなる権力者をも縛ることになる。その意味でブロックチェーンが「誰にも覆せない記録」を保持することは、将来AIが暴走することに対する防止策となりうるかもしれない。 しかしすでに暴走している「AI」がある…

社会を崩壊させる負債のブラックホール化を防ぐベーシックインカム

負債はこの世界につきものだ。負債をなくすことはできない。そもそも社会を成り立たせているのは負債なのだ。 一方、負債の力学は複雑系である。いつなんどき、どこにその矛先が向くかは誰にも予想できない。要するにそれは本人の責任と…

ユダヤキリスト教にもとづく負債ー奴隷文明から世界を解放できるのは日本文明か?

世界の宗教的教えはすべて負債という観念を基盤としている。あなたは神に対して負債を負っている。その負債をこの世で返済しなければならない、というわけだ。それがカルマや原罪といった言葉の真の意味である。 ただし例外がひとつだけ…

資本主義と宗教ーー負債観念の上に構築された搾取システム

金を貸してやるからこれで博打を打ってこい。勝ったら分け前を寄越せ。ただし負けても金は返してもらうぞ。これが資本主義の本質的な光景だ。そこにあるのは「働かざるもの食うべからず」というより「博打を打たないものは奴隷になるか、…