国民とは政府が管理する奴隷である

資本はあらゆるものを生み出すが、人間という労働力商品だけは生み出すことができない。

しかし国家にはそれができる。資本の委託を受けた国家の役割とは、労働力商品を生産し、管理することにある。

すなわち国民というのは労働力商品の別名なのだ。つまり奴隷なのだ。

国民には勤労の義務があるとか、ないとか国民の労働をめぐってはさまざまな議論があるが、そもそも国家の本音からすれば、奴隷である国民に働かない権利など本来ありえないのだ。