投資家が持ち上げられ、消費者が蔑まれるのはなぜ?

消費しない投資家より生産しない消費者の方が社会に貢献している。

なぜなら消費がなければ生産はありえないからだ。少なくとも将来の消費の見込みがない限り、生産への動機が生まれることはありえないはずだ。

一方、投資は生産があってはじめて必要となるものである。そして、その生産は消費がなければ生まれない。したがって投資と消費、どちらが大事かといえば、当然、消費の方に軍配が上がるだろう。

つまり投資というのは、消費に比べれば脇役にすぎないのである。 生産に直接貢献する消費者が蔑まれ、脇役でしかない投資家が必要以上に持ち上げられるのは理不尽というものではなかろうか?