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我が家はムササビ庵

   

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先日の夜、窓の外で突然ゴソッ、ダンダンという耳慣れない音がした。なにやら小動物がひさしのあたりを跳ね回っているような音だった。

三年前に越してきた我が家は山中の一軒家である。周りはそれこそ鬱蒼とした樹木ばかりだ。なので何らかの小動物が訪問してきても別段おかしくはない。とはいえ普段は音といえば山風と葉擦れの音ぐらいしかない静かな環境なのでいったいどんな「山怪」が現れたのかと少々ぎょっとした。

ネズミにしてはでかすぎる。ちょうど猫くらいの大きさのようだったが、構造上猫が上れるような場所でもない。

じゃあいったい何物だ?

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恐る恐る、そうっとベランダに出てみた。そこで目にしたのはなんと、野生のものとしては生まれてはじめて見る動物だった。

発見されたことに気づいたその毛むくじゃらの動物はすばやく身を翻すと、窓のひさしから屋根に這い上り、すぐそばにある樹木へと飛び移った。さらにするすると登った後、枝分かれした場所にうずくまった。

その動きを懐中電灯で照らしてみていたが、尻尾がやけに幅広いのが印象的だった。懐中電灯の光を当てられながらも枝の上でじっと息をひそめている姿を何枚か写真に収めた。

上の写真はそのうちの一枚である。

後でネットで調べてみたらどうやらムササビのようだ。似たような種類にモモンガがいるが、そっちはもっとずっと小さいらしい。ということでこちらはムササビで間違いなさそうだ。

「ムササビの宿ならぬムササビの庵かあ…」。これで我が家も晴れてムササビの庵と公言することができるなと思うとちょっと嬉しかった。

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 - 田舎暮らし, 雑感