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「ベーシックインカムは高齢者から始めよ」はありなのか?

   

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記事のなかに、同志社大学の山森亮教授から次のような案が出されている。

「日本でBIを即時導入することは財政制度の大きな変更を伴うので難しいが、現行の生活保護のように審査や選別を伴う制度に頼らなくても生活できる方向に持って行くべきだ。例えば、基礎年金は現在、原則的に保険料を払う必要があるが、財源を全て税でまかない、一定の年齢から全ての人が受け取れる仕組みにすれば、高齢者向けではあるが、BI的な制度となる。こうした制度の導入を検討することが必要だ。」

私は基本的に老人向けオンリーのBIという考え方には反対である。

理由は社会全体としての生産力を刺激しないからである。

若者のなかには才能を持ちながら、さまざまな事情でそれを十分に発揮できない人が大勢いる。もちろんそうした事情にはさまざまなものがあるだろうが、その多くはBIによって解決されるか、あるいは緩和されるはずだ。そしてそうなれば、彼らの才能はその分花開くだろうし、その分社会に価値がもたらされることになるだろう。

しかし老人にのみBIを支給したところで、そこから生まれる価値はそれほど多くない。せいぜいが消費の刺激策になるぐらいが関の山であろう。

記事にもあるようにBIは教育と同様、人間への投資なのだ。社会の未来への投資なのだ。投資であるからには、できるだけリターンの大きいものに投資するのが当然であろう。

もっとも制度を実現するための現実的なひとつのステップとしてならそれもありだろうし、私もとくに反対はしない。
(apitalより一部転載)

http://digital.asahi.com/articles/ASK5Y65Y5K5YUBQU00V.html?rm=710

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世界的に注目 ベーシックインカムとは?

全国民に生活に必要なお金を支給する制度「ベーシックインカム(BI)」に世界的な注目が集まっています。BI導入を提唱する著書が母国オランダでベストセラーとなり、世界20カ国以上で出版される歴史家兼ジャーナリストのルトガー・ブレグマン氏(29)に話を聞きました。

■犯罪率低下、医療費も抑制

裕福な国に住んでいるにもかかわらず貧困にあえいでいる人が多くいます。ただお金が無いだけで様々な機会を失っている。これは人材が無駄にされているということです。

現行の社会福祉では生活扶助の支給の対象は貧困層に絞られています。多くの場合、働けないことを証明する必要があり、受給者の自尊心を傷つけることにつながります。一方で、BIは富裕層や貧困層、老若男女などの区別なく支給され、使い道も自由。人間に対する投資なのです。ベーシックインカム(BI)は、自分自身の力で何かを成し遂げる糧になります。

BIには主に二つの反対意見があります。一つは「そんなお金はない」という財源の問題。もう一つは「誰も働かなくなる」という意見です。

世界各地で実施されているBIの社会実験で反論できる結果が出ています。例えば1974年から4年間、カナダのドーフィンという町で1000世帯を対象にした導入実験では、犯罪率が下がったほか、メンタルヘルスの悩みも減り、医療費も抑制されました。政府のコスト削減につながったのです。

BIは基本的な生活費を保障する制度です。人々は食べるためだけに働く状況から抜け出し、より成長できる仕事や、「価値がある」と思う仕事につけます。それは起業やボランティア、画家といった職業かもしれないし、子どもの保育かもしれない。

世界でBIに関心が寄せられるようになった背景には‥

続きは元記事でお読みください→
http://digital.asahi.com/articles/ASK5Y65Y5K5YUBQU00V.html?rm=710

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