商品は「哲学?」。フードビジネスに新たな領域を切り開く精進料理カフェ。

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こんなニュービジネスはいかが?

精進料理カフェのススメ

精進料理カフェがいま静かなブームとなっています。

精進料理というのは、仏教の戒律に基づいて調理された修行者向けの料理であり、原則として肉や魚類は一切使いません。野菜を中心とした、味付けも比較的淡白な料理です。いまのグルメ礼賛時代からすればある意味、時代に逆行するような料理ともいえるでしょう。

では、なぜそのような「古くさい」料理を出すカフェがいまブームなのでしょうか?

その背景をひもとくと、そこには現代人の食に対する危機感がみえてきます。

経済大国となった私たちの社会にはいま食べ物があふれています。そうして私たちは毎日、それらをいつでも好きなだけ食べられるという恵まれた環境に生きています。

一方、そうした状況とともに新たな問題も生じてきました。私たち国民の間で肥満や生活習慣病、さらにはガンや心臓病といった病気にかかる危険性が年々増大してきたのです。

その原因のひとつとされているのが、皮肉にもこの豊かになった食生活です。

私たちのまわりにある食べ物の多くは、じつは工場で大量生産された「工業製品」です。そして、それらには「工業製品としての品質を保つ」ために保存料や着色料などの身体に有害な添加物が大量に含まれています。

私たちの健康を蝕んでいたのは、じつはこれらの添加物にまみれた不自然な食べ物だったのです。

そのことに気づいた人たちが最終的に到達した結論が、「人は食べたものでできている。身体だけではない。心もまたその食べたものでつくられている」という当たり前のことでした。

そして、この当たり前のことが案外おろそかになっていたことを知った人たちがいま足しげく通っているのが、精進料理カフェなのです。

栗と小豆をふんだんに使った胡麻豆腐です。カットして前菜に。【精進料理】 萩胡麻豆腐【精進...

栗と小豆をふんだんに使った胡麻豆腐です。カットして前菜に。【精進料理】 萩胡麻豆腐【精進…
価格:1,836円(税込、送料別)

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既存のフードビジネス業界は厳しい競争にさらされているが…

とはいうものの、フードビジネス業界はいまや戦国時代を通り越して爛熟期にあります。そこは数多くの競合店がひきめき、互いに食うか食われるかの競争を強いられる文字通りのレッドオーシャン市場です。

そうした熾烈な競争の中で生き残るのは容易ではありません。ましてや新規参入など、よほどの腕と資金力がないかぎり無謀に近い試みといえるでしょう。

しかし、精進料理カフェの場合、少々事情が異なります。

第一にあげられるのは、精進料理という市場自体、競争が少ないブルーオーシャン市場であることです。競争が少ないということは参入障壁が低いというだけでなく、それだけ工夫や開拓の余地があるということを意味します。これは先行者利益ともいえるでしょう。

第二に、これがもっとも重要な点ですが、そこでの商品は料理そのものではなく、むしろそこに込められた「哲学」であるということです。

もし商品が料理そのものであったとしたならば、その差別化は容易ではないでしょう。いかに食材にこだわろうと、またいくら調理の仕方を工夫しようとそこには物理的な制約からくる一定の限界があるからです。しかし、もしそこで提供するのがたんなる「料理」ではなくそこに込められた哲学であるなら、そこにはいくらでも差別化の可能性が出てきます。物理的な制約を受けない哲学は無限に差別化が可能だからです。

むろん料理の腕が不要だというわけではありません。

精進料理カフェの場合、もっとも重要となるのは調理技術そのものではなく、それを使ってどのような世界観を提供できるか、ということの方なのです。

そして、第三にあげられるのが、それが確実に拡大が見込める市場であるということです。前段で説明したように背景には、人々の意識の変化があります。しかもそれは単発的なブームにおわる一過性の変化ではありません。人々の集合的無意識とも結びついた深層レベルでの変化です。こうした意識の変化は必ず社会の変化をもたらします。そして社会の変化は必ず新しい市場を生み出します。

他のフードビジネス市場がすでに過当競争に陥ってしまったように、精進料理カフェもそうなってからでは遅すぎます。まだ誰も手をつけていないからこそできること、得られることは確実にあります。問題は、誰がいちはやくその先行者利益を勝ち取るか、だといえるでしょう。

あなたには、どうしても世に問いたいと思う哲学はおありでしょうか? もしおありであれば、そして料理の腕にもある程度の自信があれば、この際、精進料理カフェにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

●こまきしょくどう-鎌倉不識庵

●赤門テラスなゆた

●鎌倉 鉢の木 北鎌倉店

●高野山カフェ

●精進カフェ

●精進cafeふぉい

●精進カフェ  和香

●薬膳カフェnaru

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