税金を嫌がる気持ちはよく理解できます。誰しもお金はできるだけ払いたくないものですよね。 けれど、それがビジネス上の取引であればどうでしょうか? たとえば仕入れにかかる費用などビジネスに必要な対価であればお金を払うのは当然…
よく供給不足(人手不足)を懸念する声を聞くが、私に言わせれば何の寝言かと思う。国民のほとんどが第一次・第二次産業に従事していた明治時代ならいざしらず、国民の6割以上が第三次産業に従事している21世紀の日本で人手不足が問題…
まもなく資本主義の大転換がやってくるでしょう。 なぜそういえるのでしょうか? 以下、理由を説明します。 資本主義で大切な生産要素は土地、労働、資本(貨幣)であるとされています。 それが今、土地はメタバースによって、労働は…
親は子にたえず貸しを与えているが、子供は決して返済しない。返済してしまったら親子の縁が切れてしまうからだ。 ここにあるのは、貸し借りは友を失うではなく、友は貸し借りから生まれる、という贈与をめぐる互酬原理だ。 お金をめぐ…
利益のないところに改善は生まれない。その一方で、利益の出るところならオーバースペックであっても改善が実現する。それが資本主義社会のバグである。 生活保護制度や貧困問題のような重篤な社会的課題であっても一向に改善されず、放…
競争の結果、商品のコモディティ化(同質化)が避けられないように、労働力商品もまたコモディティ化が避けられない。もちろん避けることは可能だが、そのためには人並み以上の資質と普段の努力が要求される。結果、残るのは士業など競争…
自分がマネーの完全廃絶に懐疑的なのは、マネーは自由を担保するものだからだ。 もし必要な物資を得るのに濃密な人間関係が不可欠だとしたら、共同体の周縁の民やそこから排除された人は生きていけないことになる。 それではかつてユダ…